峨眉山は成都の南、楽山に近い場所にそびえています。普賢菩薩(Puxian)ゆかりの仏教の聖山で、麓から山頂まで寺院が点在し、標高によって景色が変わります。金頂が最も注目されますが、天候、交通、登山の負荷を踏まえた計画を立てることで、この山の魅力をより味わえます。
峨眉山は通常、低山帯・中山帯・高山帯の3つに分けて語られます。上へ行くほど寒く、風雨にさらされやすくなり、山頂では麓の町とは別の季節のように感じられることもあります。
成都からのアクセス
車を使わない旅行者にとっては、成都から峨眉山駅までの都市間列車が最も簡単な選択肢で、駅と景勝エリアの間は地元の交通機関で結ばれています。最新の時刻と乗り換えを事前に確認してください。成都から楽山経由のドライブは高速道路を利用し、連休のピーク時以外は比較的容易です。ただし、その時期は交通量が多くなります。自家用車はゼロキロ地点より先へは入れないため、ドライバーも山上へ向かう際は景勝エリアのシャトルバスに乗り換えます。
成都発の長距離バスも選択肢ですが、出発場所や運行時刻は変わることがあるため、バスターミナルか公式の観光情報で確認してください。空路の場合はまず成都へ入り、そこから列車、バス、レンタカーで向かいます。峨眉山と楽山にはそれぞれ独自の空港はありません。
宿泊先:山麓、七里坪、山頂
山麓の報国寺周辺や鉄道駅周辺では、ゲストハウスから大型ホテルまで宿泊先がそろっています。公共交通利用者にとって最も実用的なエリアで、食事、日用品の調達、景勝エリア行きのシャトルバスが近くにあります。
山の中腹にある七里坪は、大型ホテルやリゾートマンションが並ぶリゾートエリアです。静かでドライバーには便利ですが、飲食店やサービスは限られており、ホテルのレストランが確実な選択肢になるかもしれません。
金頂近くには山頂へすぐ行けるホテルが数軒あります。日の出を見るための最適な拠点ですが、部屋はその内容に対して割高で、設備が簡素なこともあります。早めに予約し、特に夏以外は暖房の有無を確認してください。
荷物の多い家族連れは、車を用意し、山麓か七里坪のホテルを拠点にすると楽かもしれません。列車やバスを利用する旅行者は、山麓を拠点にするほうがたいていスムーズです。
入山券、シャトルバス、ロープウェイ
入山料は景勝エリアのシャトルバスとロープウェイとは別です。料金は季節によって変わり、交通の運行状況も天候や混雑規制によって変わることがあります。古い旅行記ではなく、公式情報で最新の入山料、シャトルバス、ロープウェイ、予約の詳細を確認してください。
景勝エリアのバスは、鉄道駅や報国寺バスターミナルを含む山麓エリアから雷洞坪まで運行しています。自家用車はゼロキロ地点を越えられないため、ドライバーは車を降りてシャトルバスに乗り換えます。雷洞坪から接引殿まで約30分歩き、そこからロープウェイで山頂へ向かいます。ロープウェイを使う場合、この徒歩区間を省く方法はありません。出発前に、その日の最終シャトルバスとロープウェイの時刻を確認してください。連休の旅行では行列はつきものなので、早めに行動すると余裕が生まれます。
峨眉山周辺の食事
楽山は食の評判が高い街だ。市内ではボボジー、バーベキュー、焼き魚を探してみたい。多くは唐辛子の効いた味付けで、辛い料理を避けたい人には甘い皮の鴨が地元の名物だ。
山麓では、レストランで四川料理や焼き魚が食べられ、屋台では冷麺、涼粉、豆花が並ぶ。グループなら料理をシェアし、一人旅なら軽食店で簡単に済ませられる。七里坪は単独のレストランが少ないため、ホテルでの食事かメインストリート近くの店を想定しておこう。山頂ではホテルの簡単な食事かインスタント麺程度で、メニューが豊富だとは考えないほうがいい。
無理なく組める2つのモデルコース
2泊3日
1日目:峨眉山へ移動し、山麓に宿泊。2日目:登山し、雷洞坪で一夜を過ごす。または、夜明け前の出発を少しでも楽にしたいなら、その上の寺の宿坊に泊まる。3日目:夜明け前に金頂へ向かい、天候が許せば日の出を見て、山頂で時間を過ごした後、ケーブルウェイで下山する。全行程を歩いて下るとさらに1日必要で、そうしなければ日程は慌ただしい。
1泊2日
1日目:朝に成都を出て、山麓で昼食をとり、観光シャトルで雷洞坪へ。山頂まで歩いて登り、夕方の景色と夜明け前の出発に備えて宿泊する。2日目:山頂を見学して下山する。
また、山麓に泊まり、翌朝早いシャトルで向かうこともできるが、日の出にはおそらく間に合わない。雲海が遅くまで残ることもある。この案は、安定したペース、そこそこの天気、早い出発が条件になる。
天気、服装、寺院参拝
日の出、雲海、仏光、聖灯は自然現象であり、時間どおりに現れる観光資源ではない。予報が良くても、雲や雨で山頂が真っ白になることがある。期待を現実的に保ち、はっきりした眺めはおまけと考えよう。
山頂は山麓よりずっと寒く、雪が一年の大半残ることもある。保温着、防風・防雨具、替えの靴下、グリップの確かな靴を持参しよう。急な階段では竹杖が役立つ。靴の上に長い靴下を重ねて滑り止めにする歩き方もあるが、これは地元の知恵であり、適切な靴の代わりにはならない。
寺は別の見どころというより、山そのものの一部だ。報国寺は山麓、万年寺は登り道沿い、普賢菩薩像は山頂にある。服装と振る舞いに敬意を払い、堂内では声を低くしよう。
ごみは持ち帰る。山上での回収は重労働で、多くの人が訪れる理由はこの景観にある。出発前に天気、登山道の状況、シャトルやケーブルウェイの運行状況を公式情報で確認しよう。
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