Xishuangbanna・実用ガイド

初めての西双版納:タイ族の料理、熱帯雨林と景洪の宿選び

景洪を拠点に西双版納を旅する。タイ族の家や寺院での作法、地元料理と果物、滞在地区の選び方、熱帯雨林や植物園への出かけ方を紹介。

現地ノートXishuangbanna
原始森林公園の演者のそばに集まるクジャク
原始森林公園の演者のそばに集まるクジャク

西双版納では、場所ごとに時間を取って旅をすると過ごしやすくなります。景洪は食事と宿の拠点に便利ですが、熱帯雨林や植物園などの郊外の見どころへは、それぞれ移動が必要です。観光地の一覧を全部埋めるつもりで予定を組まないこと。午前は森を歩き、夜はタイ族の料理を味わうくらいのほうが、慌ただしく何か所も回るより充実します。

タイ族の家や寺院を訪ねるとき

伝統的なタイ族の高床式住居では、居間と寝室が近くても、寝室は私的な空間です。招かれていないのに入ったり、のぞいたりしないでください。住居を訪ねることは、暮らしの場にお邪魔すること。すべての部屋を見てよいわけではありません。

タイ族の住まいと暮らしにまつわる風景

上座部仏教は地元のタイ族文化と深く結びついています。少年が一定期間を沙弥として過ごし、その後に還俗することがありますが、僧侶のまま結婚するという意味ではありません。敬意を持って接し、沙弥の頭に触れないようにしましょう。寺院では案内する人の言葉と、それぞれの建物の規則に従ってください。

西双版納の仏教と寺院周辺の風景

タイ族の新年は通常4月ごろで、水かけ、仏像を清める儀礼、互いの幸せを願う行事があり、催しによっては舟の競走、音楽、踊りも行われます。その年の日程と内容を確認しましょう。宗教儀礼とにぎやかな水かけは祭りの違う場面です。周囲の人の振る舞いを見て参加してください。

まずはタイ族の料理を囲む

メニューが分かりにくければ、セット料理も選択肢です。レモングラスを使う焼き魚、豚バラや鶏の炭火焼き、パイナップルご飯、野菜のスープ、米麺、ナンミーというつけだれ付きの盛り合わせなら、いろいろな味を分けて試せます。辛さや材料は注文前に確認を。野菜やタケノコは季節で変わり、雨季にはキノコや昆虫料理が並ぶこともありますが、無理に食べる必要はありません。

西双版納で食べるタイ族の料理

告荘の星光夜市でも食べられるよう、おなかに余裕を残しておきましょう。竹筒飯は香りのよい竹に浸水したもち米を詰め、紫米や落花生を加えることもあり、炭火で焼きます。鶏足、パパイヤ、キュウリを搗いた和え物や、酸味のある果物のサラダも違う食感を楽しめます。小ぶりでもちもちしたトウモロコシも探してみてください。

色とりどりの粒が並ぶもちトウモロコシ

果物の店には何度も寄りたくなります。マンゴー、パイナップル、ココナツ、パッションフルーツ、パパイヤ、釈迦頭、アボカド、カニステル、ドラゴンフルーツ、ジャックフルーツ、ザボン、バナナなどが季節ごとに並びます。すべてを一度に期待せず、その日に熟しているものを選びましょう。

景洪のどこに泊まるか

告荘は、民宿やアパートに泊まり、夜市や金色の仏塔へ歩いて出かけたい人に向いています。住所は細かく確認してください。商店街から離れたアパートは静かな分、移動が増える場合があります。潑水広場周辺の景洪中心部には昔からのホテルや商店があり、川沿いの市場にも行きやすく、交通と日常の用事を優先する人には実用的です。

郊外のリゾート地区は、大きなホテルで過ごす別の選択肢です。ただし中心部からは離れます。予定する外出と送迎方法に合わせて判断しましょう。料金と空室は季節で大きく変わるので、古いホテル料金表より、実際の部屋と場所を確認して予約してください。

郊外では行き先を絞る

原始森林公園では森の風景に加え、文化公演やクジャクの演出があります。公演が目当てなら、その日の予定を確認しましょう。古い幹に咲く花や締め殺し植物など、植生自体もゆっくり見る価値があります。

原始森林公園の演者のそばに集まるクジャク

野象谷には林間の道、小川、アジアゾウが利用する環境があります。野生動物は予定通りには現れず、野生のゾウが必ず見られるわけではありません。指定された見学区域を守り、係員の指示に従ってください。

木々に囲まれた場所にいる成獣のゾウと子ゾウ

望天樹では高い熱帯雨林の木々と、樹冠の高さを体験する歩道が見どころです。出発前に通行条件を確かめ、高所が苦手でないかも考えておきましょう。勐侖にある中国科学院の熱帯植物園では、リュウケツジュや竹など、熱帯の植物と向き合う別の時間を過ごせます。

勐侖の植物園に育つ熱帯植物

バスや観光シャトルの運行は変わります。どこから出発し、どこで降り、どう戻るのかを確認してください。直通シャトルや信頼できる地元の事業者を使うと、点在する行き先をつなぎやすくなります。公共交通なら各乗り継ぎを詳しく調べましょう。外出の合間に景洪を楽しむ時間も残しておきたいところです。

このガイドの制作方法

このガイドは構造化調査と自動化を用い、情報源と重複を確認しています。日付に関わる情報は変わるため、旅行前に最新情報を確認してください。

著者について

China Wayfarer editors

さらに探す

関連する現地ガイド